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2012年9月

2012年9月17日 (月)

第58話 連れ去る者


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(突然の火災に見舞われ、全てが灰塵と化した藍染パパファミリー。)
帰省した次男修兵「マジかよ…ツイてないってLVじゃねーぞ」

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ペットのリサ「リサ 何にもいらないでちゅ。アナタと王子様さえぶじなら…」
(何処までも自己中心的なペットのリサ。火事を気にしていない様子です)

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(と、その時 家の前に一台のゴージャスな車が。リムジンです!)

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(中から黒衣の貴婦人が降りてきました。全てが謎の女性です)
黒衣の貴婦人「ホホ…問題が発生した様子ですね。」

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(突然の火事に突然の来客!とりあえず家の外に並ぶ子供達)

黒衣の貴婦人「ホホ…初めまして。わたくしはこの町内が女帝です。」
ペットのリサ(何者でちゅ?町内TOPはこのワタチでちゅよ!)

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黒衣の貴婦人「ココにマニーの用意があります。火事のトラブルはこれで解決し
         小さな子供は預かります。よしなにしましょう」
次男修兵「はは~っ、ありがたき幸せ。」

(流れるように話を進める町内女帝。ぼう然と話を聞く子供達)

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黒衣の貴婦人「ココに荷馬車の用意があります。あなた達は皆乗ります」

ペットのリサ(ワタチは?リサは王子様の抱っこがいいでちゅ)

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A乱菊「なんなの?あたし達をおニューの家にでも連れてってくれるの」
黒衣の貴婦人「ホホ…それは着いてのお楽しみです」

(ワケもわからず、言われたまま荷馬車に乗り込む子供達)

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(そして発進!一匹取り残されるリサ)

黒衣の貴婦人「イヌは、業者が迎えに来ます。それでは」
ペットのリサ(まって~!ワタチの王子様~!)

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(懸命に追いかけますが相手は車。グングン離されてしまいます)

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???「おお、車が。あぶないから飛び出してはいけないよ」
(その先では どこかで見た様な人物が散歩を楽しんでいました。)

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(なんと!藍染パパ家の家長にして 元・天に立つ教の教祖です!)

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A乱菊「いまの見た?どこかで見覚えあるような…」
(荷馬車に揺られながらも、父親の姿になにかを感じる長女乱菊)

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ペットのリサ「おなかすいたでちゅ。このキノコ食べれまちゅかね」
(沢山走って空腹のリサ。野生のキノコをかじってみます)

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ペットのリサ「あぃ…ダメでちた。リサ ここまでかもしれまちぇん」
藍染パパ「君は…リサ!?何故こんな山奥に」

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ペットのリサ「パパ。リサおなかすきまちた…」
藍染パパ「HAHAHA。あいかわらずのようだね、リサは」
(思わぬところで再会を果たした一人と一匹。偶然を喜びます)

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クマパパ「許してくれ。俺は全て間違っていたクマ」
クママ「!?帰ってきてくれたのね、アナタクマ!」
モモ   「クママ~!クマパパ~!」

藍染パパ「おお…!またひとつ、家庭を救ってしまったようだよ。」

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(全ては謎だがクマ家の問題を解決した藍染パパ。別れの書をしたためます)
ペットのリサ「何をしてるんでちゅか?リサ 字はよめまちぇん 」

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クママ「あの人は、旅立ってしまったクマね。」
クマパパ「探し求めるよう 生まれついたお方なのかもしれないクマ…」

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藍染パパ「別れも済ませた。では 行こうかリサ。私たちの旅路へ!」
ペットのリサ(そうでちゅねパパ。王子様がワタチをまってまちゅ!)

偶然に偶然が重なり 行方不明の家長と再開出来たリサ。
ふたりは新たなる旅路へと 第一歩を踏み出す!
連れて行かれた子供たちはどこに?
ちんどんコンビは一体、ドコへ向かうのか?

~つづく~

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第57話 家を燃やす者

藍染パパ家では、迷子の恩人であるビャクヤっちゃまを招き
食事会を開いていた。

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(最近覚えたラーメンの味に、終始ご機嫌のビャクヤっちゃま。
すると その時…)

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(玄関先に人影が!アシスタント乱菊とデザイナー弓親です)
アシスタント乱菊「行くわよぅ~!ウチにスターが来てるんですって」

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(なごやかな食事会に突如現れた2人組。 問答無用でドレスの売り込みを開始です)

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アシスタント乱菊「~あなたはもっと、セレブった服装をすべきよ。ペラペラ」

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(胡散臭いセールスではあるが、腕は確かな弓親ブランド。まとめ買いしてくれました!)

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(とその時、外で激しい物音が!
藍染パパ家の三男イヅルが玄関先で何やら騒いでいます。
ペットのリサも、小さな足で懸命にドアをケリつけてお手伝いです)

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???「おお~い!誰かココを開けてくれー!僕達は王族だ~!」
(突然の出来事に、ア然とドアを見る住民達)

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デザイナー弓親「そんなバカな。借金取りがこんな所まで?」
(お店の経営に失敗し、莫大な借金をかかえた弓親。何か誤解をしています)

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D弓親「来るなら来いさ!TOPデザイナーとしての誇りを見せてやるっ!」
A乱菊「バカはやめて。どこの町内に自分のドレスを燃やすアホがいるのよ?」

長男市丸ギン「イヅルはキミに 何も貸してないと思うんやけど。」

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(早まった弓親が花火に点火。火災です!大騒ぎする住民たち)

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アシスタント乱菊「だから男はダメなのよ。あたしの様に 大局を見すえもせず」
(わめき、さわぐ男性陣をよそに ナゼか落ち着き払った様子のアシスタント乱菊)

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(台所からも炎が!騒ぎに気をとられ、ヤカンを火にかけたのを忘れていた様子です)

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(↓以下長々とした心境ポエムなど~)

 ~お…お!
 藍染親父の居ない間に こんな悲劇が起こるなんて…
  父親の留守も守れず 野宿する日が来るなんて…

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こんな とんでもない不幸が降りかかるコトがあるなんて
引っ越してきた頃は 想像さえしてみなかった

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あたしのブランド服たちが…!
大事な高級バッグたちが…!

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おお…!
あたらしいのを またGETするからいいけど、
あたしのその潔さを どうぞ誉めて頂戴よ!

(藍染パパ家の窓~長女乱菊の日記より引用~)

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突然の火災で全てを失った藍染パパファミリーの子供達。

父親不在中のこのど不幸に、兄弟達はどうやって立ち向かうのでしょう?
はたして彼らは野宿になってしまうのか!

~つづく~

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2012年9月 9日 (日)

第56話 妄想と現実のはざまで


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戦いに破れた元・皇帝イヅル。
いち町民に戻った彼の心は 昼なお暗き妄想森林の果てにあった。

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町民イヅル「静かだ…王国の喧噪が遠い。リサの遠吠えも聞こえない…」
(~などと、町民イヅルが感傷に耽っていると…)

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(突然、森林たちが伐採され始めました!全てが謎の出来事です)

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(続いて 空から柱が降り注ぎます。呆然と固まる町民イヅル)
町民イヅル「何だこれは!?いったい何が始まるというんだ!」

★★☆★☆★★★★★☆★☆★★★★★☆★☆★★★★★☆★☆★★★★★★

その頃、現実世界では…

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(デザイナー・弓親が全てを失い絶望していた。)
デザイナー弓親「ううっ、あの金髪女のせいで僕のお店が…!」

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(彼の転落の一因を担う、最年長乱菊がやってきました。)
最年長乱菊「あたしはちっとも悪くないけど、気の毒に思うから手伝うわ。」
デザイナー弓親「君が…?僕の仕事をかい?でも、どうやって…」

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最年長乱菊「モデルになるの。TOPに立つわ!それはあたしの運命なの」
デザイナー弓親「う~ん。君は良くてグラビア、最悪★×だと思うけど頑張ってさ!」

(なんと!長女乱菊はデザイナー弓親を手伝う決心をした模様です!)

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(そうと決まれば行動あるのみ。早速どこかに出かける、アシスタント乱菊)
アシスタント乱菊「ここがオーディション会場ね。最高にヤングなレディ募集ですって」

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(そこは、子供服のモデルを選ぶオーディション会場でした。
1ミリグラムも気にすることなく どっしり構えてお茶を飲むアシスタント乱菊)

「とびきりヤングな服でキメてきたし、落ちる気が全くしないわ。
この町で あたしよりHOTな女はいないもの!」

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(隣の少女が話しかけてきました。)
???「お姉さま妄想力あって?あたしコーデリアというの。アン・コーデリア」

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アシスタント乱菊「え?そ、そうね。あたしも妄想は好きな方ね、とくに恋愛ものとか」
???「正式にはコーデリア・フィッツシㇺラルド姫。アンの綴りにはeの字がつくのよ」

(突然話しかけてきた謎の少女。流れるように妄想話を始めます)★★☆★☆★★★★★☆★☆★★★★★☆★☆★★★★★☆★☆★★★★★★

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町民イヅル「なんだ、床が急に張り始めたぞ?コレはどういう…」

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女王リサ「ナニゴトでちゅ~!!リサの玉座が、急にどっかいきまちたよ~!」
(突然始まった謎の事態に、泣きわめく女王リサ。)

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(女王リサの荷物は謎の者たちに運び出されていました)
女王リサ「アナタたち、ナニしてんでちゅ?それはリサのイスでちゅよ!」

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女王リサ「どうなっているんでちゅ~!ワタチはこの国の女王でちゅよ~!」
(わめき、さわぐ女王をよそに休むことなく運び出される荷物たち)

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町民イヅル「コレは僕の家じゃないぞ!この僕にさえ解析不能だ~!」

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(家の外でも大騒ぎの町民イヅル。その姿に近所住人が集まってきました)

???「見かけない子ですね、マシㇺウ?新しく雇った手伝いの子かね」
???「そうさな。わしには、わからんさな」

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(この状況に、ひとまず逃げ出す町民イヅル)
町民イヅル「くっ!一度戻って陣を立て直す。コレは戦略的撤退だ!」

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女王リサ「イヅル兄様!」
町民イヅル「来たね、リサ!」

(同じく逃げ出してきたリサと合流!もの凄い逃げ足で町を駆け抜けてゆく2人)

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(しかし ゲートに阻まれます。)
女王リサ「ダメでちゅ、兄様!ドアがあかない!」
町民イヅル「彼らのしわざだね。王族である僕達を閉じ込めるつもりさ」

???「そのゲートは引き戸さね。押してもダメだよ、ザワザワ」

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町民イヅル「どくんだリサ!ここは僕が引き受ける!」
女王リサ「漢らしいでちゅ、イヅル兄様!珍無類の出来事でちゅ」

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女王リサ「およばずながら手伝いまちゅ。爆発と同時に、スイング全開!」

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女王リサ「打てでちゅ~!」

(なんと!女王リサの打ち上げた花火を 町民イヅルが門に当てました!)

???「おお…!ゲートが壊れたさな。」

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町民イヅル「帰るぞリサ~!僕たちの世界へ…!」

★★☆★☆★★★★★☆★☆★★★★★☆★☆★★★★★☆★☆★★★★★★

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アン・コーデリア「そこでのあたしの髪はぬばたまのように黒く、肌は象牙よりも白く」
アシスタント乱菊「たまげたわ。この子の妄想パワーはただ事じゃないわ」

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???「あ~あ。付き添ってくれてありがとう、アン。でもあたし自信ないわ」
アシスタント乱菊「なんてこと。この子レベルで付き添いなの?一体どうなってるの」

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アシスタント乱菊「このオーディション、やめておくわ。あたしはゴージャス系だもの」
(付き添いの少女のトークに、面食らったアシスタント乱菊。
子供服のモデルは中止して帰ることにしました)

ドリーム王国を襲った、あらたなる侵略者。その圧倒的な妄想力に
なすすべもなく逃走を図る元皇帝と女王。

一体どうなってしまうのか!?

~つづく~

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